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なぜ魔女は箒に乗るのか? [世界の神話]

なぜ魔女は箒に乗るのか?

きれいですね。
シンガポールで見た中秋の名月です。

知ってました?
10月6日は今年の中秋の名月の日でした。
十五夜お月様というわけです。
月が一番きれいに見えるという中秋の名月。

ええっ?
すでにこの写真を見たの?

そうでしたか。
実は、この中秋の名月については10月8日の記事に書いたのです。
『中秋の名月』

この記事に、Realogのメンバーのダ・ヴィンチさんから次のようなコメントをもらったんですよ。



魔女と言われて、あら何で私の正体が解ったの!って、
一瞬思わず驚きましたわ。
裏で魔女と言う名前でブログ書いているので……。

月とはやはり欧米ではそうした印象が有るのですね。
そう言えば、欧米の怪奇ネタでも
月は一杯有名なゴーストを生み出しておりますね。

狼男とか、吸血鬼とか魔女とか実に多彩。



月は日本人として本当に美しさの象徴にも見て取れる趣の天体ですけど、
見方を変えれば確かに魔性の雰囲気も否めません。

やはり闇夜を照らす存在なのだからでしょうね。

月について唯観て美しいと言うより
様々な視点から覗く月と言うのも実に面白いかも知れません。

正直単に写メ撮って綺麗言うより素敵な記事だと思います。

by ダ・ヴィンチ  2006/10/08 18:24

『中秋の名月 PART 1 (2006年10月8日)』のコメント欄より

いつもの事ですが、ダ・ヴィンチさん、ありがとうございます。
励みになる上に、こうしてまたコメントからインスピレーションをもらって記事が書けます。
うししししし。。。。

そう言う訳で、こうして魔女について書いているわけです。
ん?
どうしてかって。。。?

上の魔女の写真にもありますが、
魔女はどうして箒(broom)に乗って空を飛ぶのか?

あなたも不思議に思いませんか?

そういうわけで、今日はこの謎に迫ってみようと思ったわけですよ。
うひひひひひ。。。。

“なぜ魔女は箒に乗るのか?”

僕は調べ始めました。

そうですよ。
そのものズバリをGOOGLEの検索窓に入れたのですよ。
『“なぜ魔女は箒に乗るのか?”を検索窓に入れてゲットした結果』

あるものなんですよねぇ~~。うへへへへ。。。
97件見つかりました。
そのうちの50件が表示されました。
(今、調べたばかりです。汗。。。
 日本時間で10月12日午前7時現在
 カナダでは、まだ前日の午後3時ですよ。笑い。)

2番に表示されたものに次のようなものがありました。

なまけもの備忘録:2005年12月 - [ Translate this page ]
で は なぜ 、 本来 飛ぶ 能力 を 持つ 魔女 が
箒 に 頼り 空 を 飛ぶ 必要 が ある の か 。
そもそも 生まれた とき に 魔女 が 宙 に 浮かぶ と 言う の は ...
http://blog.goo.ne.jp/kaname_1982/m/200512



長くなりますが、面白い説明なので失礼して、ほぼ全文を引用させてもらいます。



魔女と飛行

元来魔女と飛行能力の間には何があるのか、
箒の歴史を紐解く前にこれを解明せねばならないだろう。
そもそも魔女は生まれたときにふわりと浮き上がると言われる。
これは、魔女が先天的に飛行能力を持つことを表している。

前箒時代

ではなぜ、本来飛ぶ能力を持つ魔女が箒に頼り空を飛ぶ必要があるのか。
そもそも生まれたときに魔女が宙に浮かぶと言うのは、
人間で言うところの産声を上げると言う行為に当たる。
これを意識して行えるものはほとんどいないのが現実なのである。

したがって、別な方法で飛行能力を発揮する方策を探らなければならない。
箒の誕生以前にも空を飛ぶ方法が幾つか存在していた。
そのどれもが過酷な修行や薬品の投与によって精神をハイな状態にし、
「産声」と同じ無意識の飛行を行うと言う方法だった。

この方法では飛行のコントロールができないことはおろか、
アルカロイド様物質を多く含む薬品によってバッドハイになることも珍しくはなかった。

箒の誕生

これに画期的な流れを生み出したのが、かの高名な魔女「ババ・ヤガー」である。
彼女が生み出した魔法理論、それは無意識的に発散される
飛行のためのエネルギーをひとつのデバイスに集約し、
エネルギーを蓄えたデバイスを意識的に操ると言うものだった。

この理論は正しく、彼女はこのデバイスとした椅子により飛行に成功している。
しかし、彼女には不満があった。
椅子型のデバイスでは、安定性こそ高いがエネルギーの指向性が弱く速度が出ないのだ。

ここで彼女が注目したのが箒である。
直線かつ後部に材質が集中する形、
これこそが彼女の理想としていた容であった。

そして、彼女が開発した箒型飛行デバイスは
ワルプルギス-ノルウェー間の無着陸飛行に成功し、
瞬く間にこの「箒」は魔女界中に広まった。

箒の変遷

ババ・ヤガーの箒以降、飛行デバイスと言えば「箒」と言うほど箒型は一般化していた。
しかし、長い年月を経て新たな流れを生む一人の魔女が現れる。
その魔女こそが「メリー・ポピンズ」である。

彼女の飛行デバイスは従来の箒型ではなく、
傘の形をしていたのである。
これには彼女の仕事のスタイルも関係している。
彼女はひとつの街に留まり奉仕活動を行う、
この点において上空での滞空性能と降下点への正確な着地能力を要求したのである。
この目的において「傘」は「箒」に勝っていた。

彼女こそが、飛行装置=箒と固定化した魔女達の意識を改め、
用途に応じた最適な形状の「箒」を創ることの意義を世に知らしめた魔女なのである。

しかしながら、彼女の功績はこれだけではなかった。
彼女の傘には形成・量産が容易な金属部品が使用されていたのである。
彼女は「箒」の形状だけでなく、材質においても改革を行ったのである。





箒と魔女戦争

ユキリア王没後の混乱期において発生した、
魔女と人間の間の戦争において「箒」は多数生産され投入された。
悲しいことに魔女の自由を象徴する箒は、
魔女たちの自由のための剣として振るわれることとなった。

ステルス装置やマジック・ミサイルなど戦いのための装備を積み込んだ箒が次々と生産され
人々の命を奪っていった。 しかし、この戦争のための箒開発が後の箒技術を大きく発展させたのもまた事実である。

箒の現在

現在において箒は多種多様なものが存在し、そのオプションも多岐にわたっている。
実際に箒に乗る魔女の能力以上の航行を可能にするために、
長距離用プロペラントや追加ブースター、制御用AIまでもが実用化され、
超音速航行や重力圏の離脱までをも可能にした。

だが、箒テクノロジーの発展はその中で幾つかの悲惨な事故を生み出してきた。
箒人口の増大と高速化に対して、
事故対応に関する法整備やモラルの向上を促していく必要があるだろう。

  (魔女学校高等部飛行科教本より抜粋)

ウィッチクエスト用に書いた文章だが……使えないよなぁ

『箒と魔女に関して』より

kaname_1982というハンドル名を持つ管理人のブログの記事なんですよ。
うん、うん、うん、。。。
使えますよ。。。
使わせてもらいました。(笑)

なかなか面白い。
しかし、“おたく系”のSFじゃなかろうか。。。?
それが、僕が上の記事を読んだ第一印象でした。

ん?魔女「ババ・ヤガー」。。。?
魔女学校高等部?
ウィッチクエスト?

僕には全くチンプン、カンプンですよ。

当然の事ですが、またGOOGLEで調べてみました。

『“魔女「ババ・ヤガー」”を入れて検索した結果』

このトップに表示されたのが次の大阪府立図書館の目録の一部です。

『マーシャと白い鳥』



なつのほんだな2006音声対応版
姉のマーシャは、ひとりで魔女ババヤガーのすむ森をめざします。
くり返しの言葉が耳にやさしく響くロシアの昔話。
落ち着いた色調の幻想的な絵が、不思議なイメージをか ...
http://www.library.pref.osaka.jp/kodomo/natu-onsei2006.html

魔女ババヤガーとはロシアの昔話に出てくる魔女なんですねぇ~。
『マーシャと白い鳥』という昔話絵本の紹介なんですよ。

"魔女学校高等部"を調べたらGOOGLEでは見つかりませんでした。
(クオーテーションマークを入れて検索してください。
そうじゃないとぶつ切りにされて、たくさんの無関係な検索結果が表示されます)

当然の事ですが、“ウィッチクエスト”もGOOGLEで調べてみました。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』の次の説明に出会いました。
(検索結果の3番目に表示されたもの。)

ウィッチクエスト

ウィッチクエストRPG(role-playing game)は、
1991年に冒険企画局が製作したテーブルトークRPG(以下TRPG)のルールシステム及び世界観設定である。

プレイヤーは、プレイヤーキャラクター(以下PC)として13歳の新米魔女か、
1歳になるお供の魔女猫となり、困っている人を助け「幸せさがしのお手伝い」をする。
ほのぼのとした日常的冒険をあつかう、エブリデイ・マジックなファンタジーTRPGである。

現代に近い、平和な世界が舞台。
13歳になった魔女候補の女の子は、大魔女さまからはじめての魔女夜会のお誘いをうける。
何をやっても失敗ばかりの新米魔女たちだが、お供の猫とともに、
さまざまな人々と出会い、人助けをすることで成長していく。



TRPGでファンタジーものというと、いきおい、中世欧州風な異世界が舞台で、
小難しい魔法理論があって、架空の宗教があり、凶暴なモンスターとの戦いがあって……という、 初心者や子供にはとっつきにくいものが多い。

その中にあって、ウィッチクエストは、現代に近い世界を舞台に、
自由な発想で魔法を使いこなし、日常的なレベルで人助けをすることをテーマとしており、
きわめて遊びやすく、TRPG初心者にも勧められるのが特徴である。

SOURCE: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

うん、うん、うん、。。。。
なるほど。。。
つまり、上で引用した魔女と箒の関係は、ロシアの昔話に出てくるババヤガーと言うよりも
コンピューターゲーム“ウィッチクエスト”に出てくる魔女と箒の関係のようですよね。

でも、まだ釈然としないので、魔女は欧米が本場だから英語で調べてみましたよ。

『witchcraft broom fly because dark ages を入れて検索した結果』

この検索結果の2番目に表示されたページに次のように出ていました。

Broom:

It has been widely discussed why our stereotype of witches is them flying on a broom at night. The most common answer dates back to the Dark Ages when peasants would use brooms to fertilize the crops.
They would then ride on top of them as horses; and since most of them were women, the image stayed and was transmitted by images, cartoons, etc.

A witch per se would supposedly use a broom in order to 'fly' - but the most common reason why she would use it is to employ it within her spells somehow.
This is still unknown as there is a lack of scrolls to support this.



The Four Witches
made in 1497
Engraving, 190 x 131 mm
Germanisches Nationalmuseum,
Nuremberg

デュラー(Albrecht Dürer 1471-1525)の
有名な『4人の魔女』
(ニュルンベルグにある
ゲルマン国立博物館/美術館所蔵)


なぜ魔女が箒に乗って夜中に飛ぶのか?
これまでにも、いろいろと取りざたされてきましたよね。
最も良く引き合いに出される答えは、中世のダークエージまでさかのぼりますよ。
お百姓が作物に肥やしをやるのに箒を使ったのですね。
その時に、ちょうど馬に乗るように箒にまたがったのですよ。
多くの場合、女性がそのようにして作物に肥やしをやったので、そのイメージが現在の私たちにまで伝わったと言うわけです。

魔女自身は箒を飛ぶのに使ったことになっていますが、なぜ箒を使うのか?と言えば、魔法をかけるときに箒を利用するためなんですよ。
では、具体的にどのようにするのか?それは歴史的な資料がないために、はっきりとは分かっていません。

(デンマン訳)


“Dark Ages”より

。。。ですってええええ~~~
うへへへへ。。。。
納得できますか?

でも、なんとなく分かりますよね。
つまり、良く分かっていないんですよ!(爆笑)

もし、これこそ魔女が箒を使って飛ぶ理由だと言う理由が分かったら
是非コメントを書いてくださいね。

では。。。

あなたが絶対、
見たいと思っていた
面白くて実にためになるリンク

■ 『デンマンのブログを削除した管理人に対する公開抗議文とその面白い顛末』

■ 『日本は軍国主義への道を歩んでいるのでしょうか?』

■ 『2ちゃんねるは世界のネットのために貢献できるか?』

■ 『日本のネットではありませんよ! 世界のネットです!』

■ 『日本の皇室はどうあるべきでしょうか?』

■ 『一体、日本は良くなるの?』

■ 『どうして、こうも犯罪が増えている?警察はホントに駄目になったの?』

■ 『日本人に欠けているものは?』

■ 『日本のネットで迷惑を振りまいているウツケ者たち』

■ 『国際化・グローバル化とはあなたにとってどのようなものですか?』

■ 『日本 ☆ 日本人 ☆ 日本社会 ☆ 比較文化論』

■ 『ちょっと変わった 新しい古代日本史』

おほほほほ。。。。
また現れて、
くどいようでござ~♪~ますけれど。。。
日本にも魔女が居たんですのよ。
ええっ?
そんなこと聞いた事がないの?
でも、デンマンさんが書いていましたわよ。
あなた、あたくしがマスコットギャルをやっている
『新しい古代日本史』を見ていないのでしょう?
それじゃあ、ダメよゥ~!
面白いのだから、ぜひ見てよねぇ~
ねっ?
悪いことを言わないから
騙されたと思って見てよねぇ~
お願いよゥ~ 
あなたはいい子だから絶対に見てくれるわよねぇ~。
ええっ?
そんなことはどうでもいいから、
日本の魔女のことを話せ、
とおっしゃるのでござ~♪~ますかあああ?
分かりましたわぁ~~。
あなたが、そう言うのならば。。。
日本にも魔女裁判があったのでござ~♪~ますのよ。
この事件は神護景雲3(769)年5月に
起こったのですわよ。
不破内親王と言う女性が中心になって
称徳女帝の髪を盗んできて、
佐保川の河原から拾ってきた髑髏(ドクロ)に入れて
呪詛(じゅそ)するという、
おぞましいものだったのでござ~♪~ますのよ。
称徳女帝と言うのは、あの有名な道鏡の
お相手になったと言われている女帝ですわよ。
どうなの。。。?
ん?
絶対に読みたくなってきたでしょう?
じゃあねぇ~、次のリンクをクリックして読んでみてねぇ。
『いにしえの愛を見つめて。。。』
ダメよ!生返事だけして
この場を誤魔化そうとしちゃぁあああ~~
絶対見てよねぇ。 見ないとダメよォ~
おほほほほ。。。。
とにかく、今日も一日楽しく愉快に
ネットサーフィンしましょうね。
じゃあね。バーィ


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ディオニソス誕生祭の起源 [世界の神話]

ディオニソス誕生祭の起源

ディオニソス誕生祭とはディオニソスの生まれを祝うと同時に、豊饒を祝い、また次の年の豊穣を祈ります。ディオニソスはワインの神でもあります。従って、この時には、飲んで歌って踊って日本で言えば、さしずめ、盆と正月が一緒に来たような気分で愉快に祭りを楽しみます。

この祭りは、紀元前9世紀ないしは8世紀頃に始められたと言われています。ギリシャの部族が “orgia”と呼んで毎年祝っていた祭りがその起源のようです。この時には、飲めや歌えのドンちゃん騒ぎをしたようで “orgy”という英単語は、このorgiaから派生した言葉です。orgasm(オーガズム)も、これに関連した言葉です。

ディオニソス誕生祭は集落の近くの広場で行われるのが普通です。収穫時には、一族がこの広場に集まって、籾から穀物を分けるための共同作業をします。今でも、ギリシャの片田舎にゆくと、このような広場が見られます。祭りの時には、この広場の真ん中に、上の絵で示したように、マラ石を立てて、その回りに村の人々が集まってワインを飲み、歌って踊って、ドンちゃん騒ぎをし、一年のウサを晴らし、それと共に豊饒を祝うわけです。

ディオニソス神話

ディオニソスは、全能の神ゼウスと人間のセメレの間に生まれた子供です。セメレはテーべという王国の姫で、とても美しい女性でした。夫ゼウスの浮気に気づいた妻ヘラは、セメレを懲らしめるために、いろいろ策略をめぐらしました。

彼女はセメレの乳母の姿に身を変えて、セメレのところにやって来ました。そしてやさしく彼女にささやきました。「あなた様のところに通っていらっしゃる方は、本物のゼウス様なのでしょうか。なにか証拠となるようなものを、ゼウス様にお願いしてみたらいかがでしょう」

それでセメレはゼウスに、「どうか天上より、光り輝く衣装を着けて来て下さいませ」と頼みました。 ゼウスは、以前に「なんでも望みを聞いてあげよう」と誓っていたので、仕方なく光の衣装をつけてセメレの部屋を訪れたのです。

しかし、生身の人間であるセメレは、それを見たとたん、たちまち焼け死んでしまいました。ヘラの策略にまんまとはまってしまったのでした。セメレがすでに身ごもっているのを知っていたゼウスは、急いで火の中から子供を取り上げ、ヘラに隠れてニンフたちにその子を預けました。まさに九死に一生を得て誕生したのが、ディオニソスなのです。一説には、ゼウスの太腿に埋め込んで誕生まで養ったとも言われています。このようなわけで、ディオニソスは2度生まれた、といわれるようになりました。

成長すると、ディオニソスはブドウの木を栽培し、そこから液を搾り出す方法を考えました。また、彼が世界中をさまよっているうちに、女神のレアは彼に宗教の儀礼を教えたのです。彼は母セメレの故郷のテーべに帰って、人々に儀式やブドウの栽培の仕方を教えました。こうして彼はぶどう酒と祝祭の神としての地位を確立したのです。

もっと面白い話は次のリンクをクリックして読んでください。

『飛鳥坐(あすかざ)神社の神事と古代ギリシャのディオニソス神話』







またお会いしましたわね。
おほほほほ。。。。
『新しい古代日本史』サイトの
マスコット・ギャルの卑弥子ざますゥ~。
これからもよろしくね。




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ディオニソス誕生祭の起源 [世界の神話]

ディオニソス誕生祭の起源


ディオニソス誕生祭とはディオニソスの生まれを祝うと同時に、豊饒を祝い、また次の年の豊穣を祈ります。ディオニソスはワインの神でもあります。従って、この時には、飲んで歌って踊って日本で言えば、さしずめ、盆と正月が一緒に来たような気分で愉快に祭りを楽しみます。

この祭りは、紀元前9世紀ないしは8世紀頃に始められたと言われています。ギリシャの部族が “orgia”と呼んで毎年祝っていた祭りがその起源のようです。この時には、飲めや歌えのドンちゃん騒ぎをしたようで “orgy”という英単語は、このorgiaから派生した言葉です。orgasm(オーガズム)も、これに関連した言葉です。

ディオニソス誕生祭は集落の近くの広場で行われるのが普通です。収穫時には、一族がこの広場に集まって、籾から穀物を分けるための共同作業をします。今でも、ギリシャの片田舎にゆくと、このような広場が見られます。祭りの時にが、この広場の真ん中に、上の絵で示したように、マラ石を立てて、その回りに村の人々が集まってワインを飲み、歌って踊って、ドンちゃん騒ぎをし、一年のウサを晴らし、それと共に豊饒を祝うわけです。

ディオニソス神話

ディオニソスは、全能の神ゼウスと人間のセメレの間に生まれた子供です。セメレはテーべという王国の姫で、とても美しい女性でした。夫ゼウスの浮気に気づいた妻ヘラは、セメレを懲らしめるために、いろいろ策略をめぐらしました。

彼女はセメレの乳母の姿に身を変えて、セメレのところにやって来ました。そしてやさしく彼女にささやきました。「あなた様のところに通っていらっしゃる方は、本物のゼウス様なのでしょうか。なにか証拠となるようなものを、ゼウス様にお願いしてみたらいかがでしょう」

それでセメレはゼウスに、「どうか天上より、光り輝く衣装を着けて来て下さいませ」と頼みました。 ゼウスは、以前に「なんでも望みを聞いてあげよう」と誓っていたので、仕方なく光の衣装をつけてセメレの部屋を訪れたのです。

しかし、生身の人間であるセメレは、それを見たとたん、たちまち焼け死んでしまいました。ヘラの策略にまんまとはまってしまったのでした。セメレがすでに身ごもっているのを知っていたゼウスは、急いで火の中から子供を取り上げ、ヘラに隠れてニンフたちにその子を預けました。まさに九死に一生を得て誕生したのが、ディオニソスなのです。一説には、ゼウスの太腿に埋め込んで誕生まで養ったとも言われています。このようなわけで、ディオニソスは2度生まれた、といわれるようになりました。

成長すると、ディオニソスはブドウの木を栽培し、そこから液を搾り出す方法を考えました。また、彼が世界中をさまよっているうちに、女神のレアは彼に宗教の儀礼を教えたのです。彼は母セメレの故郷のテーべに帰って、人々に儀式やブドウの栽培の仕方を教えました。こうして彼はぶどう酒と祝祭の神としての地位を確立したのです。

もっと面白い話は次のリンクをクリックして読んでください。

『飛鳥坐(あすかざ)神社の神事と古代ギリシャのディオニソス神話』


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